○今日の映画

・「ハウルの動く城」(ネタバレ注意!)
監督:宮崎駿
声優:倍賞千恵子木村拓哉美輪明宏我修院達也神木隆之介大泉洋原田大二郎加藤治子
鑑賞場所:テアトルダイヤ
採点:7
感想:いやはや、ようやく見て来ました、ジブリ最新作。ジブリといえば私は「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「耳をすませば」などの名作を数多く生み出しています。今回も勿論期待を込めて観に行ったのですが・・・、ちょっと期待しすぎた感がありましたね。
世間でさんざんブーイングを食らったキムタクの声ですが、全然違和感なく見れました。ドラマで見るキムタク臭さというものがなかったですね。むしろ倍賞千恵子の方にちょっとした違和感・・・。
全体的に言いたいことも伝わるし、子供にも分かりやすくていいのかな、等と思うのですが、細かいプロットで疑問に思う部分が多々ありました。
・ソフィーはハウルのどこに惚れたのだろうか、あそこまで捧げられる愛はどこから生まれたのか?
・ソフィーが老人になってからキャラが変わったのではないか、と思うほど大胆になっている。人格も変わった?
・そもそもソフィーは何で荒地の魔女に魔法をかけられなくてはいけなかったのか?
・そしてソフィーは魔法であんなひどい目にあいながらなぜ荒地の魔女を許せたのか?特に魔法をかけられてから初めて対面する場面で、怒りというものをほとんど感じない。
ハウルはコンプレックスでも持ってるの?髪の色が変わったからといって性格が変わりすぎでは?
カルシファーハウルの契約とは何だったの?
マルクルはどういう設定なの?魔法使い?ハウルに拾われた人間?
・サリマンの国とかかしのカブの国の二カ国で戦争は起きてたの?ずっと前から?ハウルはずっとそれを止めるために行動してたの?
まああんまり挙げるとキリがないのですが、木を見ないで森を見ていれば子供ともども楽しめる映画だと思います。要するに「戦争はやめよう」ということ。