○今日の読書

・「天使の背徳」(講談社文庫)
作者:アンドリュー・テイラー
採点:6
内容:妻に先立たれ、ロンドン郊外で娘と暮らす牧師デイヴィッド。出版社を営むか寡婦ヴァネッサに出会った彼はその魅力に惹かれ、やがて再婚を申し込む。幸せに満ち、穏やかに始まった新生活は、ある事件を境に次第に暗い翳りを帯びていく。聖なる場所で連続する不可解な死。CWA賞作家が放つ衝撃のミステリー!
感想:どうも読むのに時間がかかりました。もう少し読むペースあげないと。
今作はどうやら3部作のうちの2作目だったらしい。とはいっても独立した話として楽しめる作品。
裏表紙の内容からミステリー色の濃い内容かと思いきや前半は淡々と進み、物語がミステリー色を帯びてきたのは本当に後半から。ちょっと自分としては物足りない感じは否めないが、それでも物語の作り上げ方はうまいと思う。神父さんは大変だ。