○今日の読書

・「探偵ガリレオ」(文春文庫)(ネタバレ注意!)
作者:東野圭吾
採点:6
内容:突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に沈んだデスマスク幽体離脱した少年・・・警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一弾。解説・佐野四郎。
感想:あまり「理系」「文系」という言葉を使うのは好きでないのですが、まさしく「理系」ミステリといえる作品だ。いかんせん使われるトリックが、予測できないのが惜しいところではあるが、逆に新鮮味を与えそこに感心すらする。森博嗣先生の作品も俗に「理系」ミステリと言われているが、こちらもそれに劣らず、というかむしろ「理系」ミステリ作品の代表作といえるかもしれない。